XMTradingはスワップポイントで稼げる?高スワップの通貨ペアは?
スワップポイントは通貨ペアの金利差に応じて受け取れる利益ですが、FX業者によってその額は大きく違います。
果たしてXMTradingは、スワップ取引に向いているのでしょうか?
スワップポイントは通貨ペアによっても大きく違う
まず押さえておくべきことは、「この業者のスワップポイントが1番高い」というような評価は不可能だということです。
それは業者によって高スワップの通貨ペアが違うからで、ものによっては同じ海外FX業者でも10万通貨あたり3,000円以上差がでることもあります。
それに、特定の通貨ペアを保有し続ければいいというものではなく、スワップポイントは絶えず変動するのでまめに確認する必要があります。
XMTrading では、MT4・MT5上でリアルタイムのスワップポイントを確認することができます。
特に政策金利が変更されたタイミングは、スワップポイントが見直されることが多いので注意しましょう。
また、国内FX業者に比べると、XMTradingは残念ながらスワップポイントが低めです。
XMTradingのレバレッジの高さを考慮すると、どちらが得か吟味する必要がありそうです。
XMTradingでスワップポイントが高い通貨ペアは?
XMTradingのスワップポイントは、いわゆる高金利通貨のショート(売り)ポジションが高い傾向にあります。
例えば、米ドル/トルコリラ・ユーロ/トルコリラ・ユーロ/南アフリカランド・米ドル/メキシコペソなどがそれにあたります。
ショートポジションは下降するときの相場はスピードが速く、一気に価格が下がるため初心者にとってはハードルが高い取引と言えるでしょう。
また、スワップポイントが高い通貨ペアはスプレッドがとても広く設定されており、そのリスクの高さからレバレッジも50〜100倍に制限されています。
スプレッドを考慮しても利益を出そうと思うと、相当なチャート読解力やポジション決断力が必要となるでしょう。
XMTradingはスワップ取引に向いていない?
スワップポイントで利益を上げるには、大きなロットでポジションを長く保有する必要があります。
ロットが大きいと少々の為替変動でも損失が大きくなり、証拠金維持率20%以下でロスカットになるXMTradingでは、すぐにロスカットされてしまいます。
XMTradingのメリットである最大888倍のレバレッジを活かすには、スキャルピングやデイトレードなどの短・中期取引の方が向いているといえます。
また、XMTradingのスワップポイントは、両建てしても必ずマイナスになるように設定されています。
XMTradingでは、リスク管理で他業者と両建てすることも規約違反としており、出金拒否や口座凍結の処分を課しています。
変動が大きい高金利・マイナー通貨を扱うのに、有効なリスク管理がないというのもデメリットです。
XMTradingは高金利通貨が絡む通貨ペアで、スワップポイントが高いことがわかりました。
しかし、スワップポイントだけで利益を出すのは相当難易度が高そうですね。